お家時間がいっぱいだったこともあり、ふと実写化された図書館戦争3作を一気に観ました。すごく感動しました。いろんなことを考えさせられます。コロナ過の今だからこそ、観てほしい映画です。(ネタバレはありません)
ちなみに、Amazon prime video で見ました。Amazon 会員なら今は3作とも無料で見れます。次の順番でみてください。
- 映画「図書館戦争」
- ドラマ「図書館戦争 ブック・オブ・メモリーズ」
- 映画「図書館戦争 THE LAST MISSION」
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現代とリンクする世界
コロナ過の外出自粛について、どこまですればいいのか、もやもやした気持ちがあったのでぐっときました。
現代はコロナウイルスが蔓延して自由に外出できなくなった世界です。設定は全然違いますが、自由に本が読めなくなった世界と似ているところがあるように感じました。
本作は本を守り、言葉を守り、自由を守るために戦う図書隊の話。だけど、世間の人は無関心で自分とは関係ないと傍観している。そのうちに、自由がなくなっていく。主人公の郁は「みんなが無関心のうちに世界は変わってしまった。だから、危険かもしれないけど、誰もやらないことを私がする。本を守りたい。」そう言ってました。基地司令の「どうしてこんな世界になってしまったのか。」そんな言葉が印象的でした。
無関心って恐ろしいって思いました。自分は関係ないし、何の力もないし、誰かがやってくれる。
誰かがコロナを終わらせてくれる。待ってればワクチンを打ってもらえるし、勝手にいつか収束する。もし感染しても医者が助けてくれる。そう思っているうちに、いつのまにかwithコロナが当たり前の世界に変わってしまう。だけど、封じ込めはできたはず。「どうしてこんな世界になってしまったのか。」なんて言いたくない。
危険でもコロナと戦ってる人もいる。自粛自粛に不満いっぱいでしたが、何が大事か考えさせられました。
この映画を観て、喝をいれられている気がしました。命がけで大事なものを守る姿に感動します。
温暖化?IT化?変わっていく世界
ウイルスが蔓延してマスクが当たり前の世界になるなんて想像もしてなかったです。
地球温暖化・・・亜熱帯気候の日本。冬のない世界。
ドローンが飛び回って青空がない世界。
AIに監視されている世界。
望まない世界に変わりつつあることに気づいているのに。コロナは勝手に世界を変えたけど、気候変動やIT化は私たちが選んだ世界。どこまでも利便性を追求して、引き換えに失うものをみないようにしてつくった世界。
いつのまにか、世界は変わってしまう。守らなくちゃ。そんなことを思いました。
以上、図書館戦争を観ての感想でした。原作本も読んでみたいですが、映画だったからこその感想かもしれません。
戦闘シーンも見ごたえがあるし、きゅんきゅんするのでエンタメとしてもすっごくおすすめです。おもしろかった!
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